H27.06.02 年度更新・算定基礎の季節です
今年の5月の平均気温は統計を開始してから、もっとも高かったそうです。
これから梅雨を挟んで本格的な夏がなりますが、熱中症には注意が必要です。
今日はその話ではなく、この時期は社労士としてのイベントの一つである
『労働保険の年度更新』と『健康保険、厚生年金の算定基礎届』の業務が
本格的に始まる時期です。
そろそろ、会社あてに案内が届き始めるころかと思います。
今年度は、一定の業種の労災保険料率、労務比率が改定されましたので
ご注意ください。
他にもこういう時期だからこそ、確認しておくべき事項もたくさんあります。
以下、一部を挙げてみますので、この時期に確認してみてください。
【労働保険編】
☑雇用保険の取得漏れはないか?被保険者数の確認
☑雇用保険料免除となる高年齢労働者の有無
☑保険料率、対象賃金の再確認 などなど
【社会保険編】
☑喪失(取得)の漏れはないか?
☑月額変更の漏れはないか?(等級の異常な差異の確認)
☑保険料は適正に控除しているか?(等級、料率変更の再確認) などなど
今は給与計算ソフトなどが優秀なので、安心しがちですが
こういった機会に定期的にチェックしてメンテナンスすることで
適正な労務管理に繋がります。
また、社会保険料を節減したいという相談を受けることがあります。
やり方次第では大幅な節減となるやり方もありますが、長い目で見ると、こういった
定期的な確認と適切な処理で社会保険料の節減につながるのも事実です。
特に多いのが月額変更の漏れや保険料の対象となる賃金の勘違いです。
適正化のためにも、一度しっかりと見直し確認することをお勧めします。
「そんなこといったって、よく分からない! 時間がない!」という社長様、
是非、当事務所へお任せ下さい。